翻訳・通訳のグローヴァ

  「考え」の選択 8ヶ条 : 4.「それは難しい」で終らない


 目標に向けて、「こうすべきだ」という何か新しいテーマが見つかった時に、とかく「それは難しい」「○○だからできない」という答えをするのはやめましょう。そのテーマが価値あるものならば、まずは「やりましょう」です。そのテーマを実現するための手段を考えるならば、「このようにやりましょう」です。
 「難しい」「できない」で終ってしまう発言には、生産的な意味は何もありません。そのような発言は必要ないのです。必要のない発言をあえてするということは、ネガティブな心の姿勢を表現するにすぎません。必要が無いどころか、ネガティブな心の姿勢には、害があります。つまり、そのような発言は、一見真面目に考えているように聞こえますが、意味するところは「やる気はありません」「目標を目指す気はありません」と言うのと同じです。


「それは難しい」で終る発言は、
「やる気はありません」と言うのと同じ。
難しいかどうかはどうでもよくて、
「どうするのが良いか」のみが問題なのだ。